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大塚電子 ニュース
第18回 散乱研究会 開催のご案内
無事終了いたしました。
多数のご来場を頂き、誠にありがとうございました

開 催 2006年11月15日(水)
時 間 10:00〜17:00 (懇親会17:15〜18:15)
参加費 5,000円(懇親会費含む)
会 場 日本薬学会館 長井記念ホール (地図はこちら

住所:東京都渋谷区渋谷2−12−15
TEL:03-3406-3326  FAX:03-3406-7580
拝啓、新秋の候、会員の皆様にはますますご清栄のこととお喜び申し上げます。
さて、今年も11月に第18回の散乱研究会を下記の内容にて開催する運びとなりましたのでご案内申し上げます。

研究会は例年同様、午前中に基礎講座、午後は講演の形式で開催しますが、今年度は午後の講演の第一部で、企業内で実際に散乱を使用されている研究者の方々から、研究紹介をして頂けることになっております。散乱法の基礎、研究から応用例に至る幅広い内容での講演を予定しておりますので、皆様方の積極的な参加をお待ちしております。

本研究会は、散乱関連技術の研究者、利用者および提供者が集まり、お互いの情報交換が出来る場を提供することを目的としています。昼食時には光散乱測定の実演コーナーを用意し、実際の測定に関する質疑応答の場を提供する予定です。また、講演終了後に懇親会を予定しておりますので、この機会に講師の先生方への質問、ならびに会員相互の交流が促進されますよう、実演コーナーおよび懇親会にもご参加頂きたく存じます。

是非ともこの機会をご利用頂き、有意義な研究会にして頂けることを願っております。

敬具

散乱研究会世話人会
柴山 充弘 (東京大学)
佐藤 尚弘 (大阪大学)
及川 英俊 (東北大学)
伊藤 耕三 (東京大学)


プログラム
10:00〜12:00
散乱基礎講座:「準弾性光散乱法の基礎」
講師: 伊藤 耕三 先生(東京大学 大学院新領域創成科学研究科)

液晶やコロイド・高分子溶液系などのソフトマターと呼ばれる物質群では、その内部構造の大きな熱揺らぎに伴う屈折率変化が大きく、それらの系に光を入射したときの散乱光強度の揺らぎを観測することで、その動的性質に関する情報を非破壊的に得ることができる。これを準弾性光散乱法と呼んでいる。準弾性光散乱法は、通常良く使われているようにメソスケールの粒径についての情報を与えるだけでなく、ソフトマターの様々な運動モードについての知見を与えるきわめてユニークな測定法である。 本基礎講座では、揺らぎ、ブラウン運動、相関関数など準弾性光散乱法の基礎を構成する概念から話を始め、準弾性光散乱法の原理を通じて最新の応用に至るまで、分かりやすく丁寧に解説する。
< 昼食 12:00〜13:30 > 光散乱測定実演
13:30〜14:00
「注射剤の製剤設計におけるDLSおよびゼータ電位測定」
講師: 平田 雄樹 先生(株式会社 大塚製薬工場 製剤技術研究所)

注射剤の製剤設計における平均粒子径の評価方法としてのDLS測定及びゼータ電位測定を紹介する。弊社で実際に行っている測定を例にあげ、サンプルの希釈の是非、共存物質の影響などについて述べる。また、他の測定法とDLS法との比較による多角的な粒子の評価について述べる。
14:00〜14:30
「界面活性剤/高分子複合体溶存溶液における光散乱の利用」
講師: 三宅 深雪 先生 (ライオン株式会社 分析技術センター)

界面活性剤と高分子が相互作用した複合体は、組成比や電荷によってその構造は大きく変化する。その溶存状態を抽出する手法として光散乱を用い、複合体析出現象における高分子鎖のコンフォメーション変化を解析し、複合体の機能との関連を整理した例を紹介する
< コーヒーブレイク 14:30〜15:00 >
15:00〜16:00
「紐状ミセル溶液の光散乱」
講師: 榮永 義之 先生(奈良女子大学 理学部化学科)

界面活性剤分子が形成する紐状のミセルは、形状およびサイズが通常の高分子に類似しており、ミセルの特性解析には散乱法が適用できる。しかし通常の高分子とは異なって、 ミセルは濃度と温度に応じた平衡状態にあり、そのサイズが濃度の関数になることから、高分子溶液の光散乱法で行われる濃度→0の外挿法は用いることができず、有限濃度においてミセル間の相互作用の影響を分離した上でミセル特性を評価せねばならない。本講演では非イオン性界面活性剤が形成するミセル溶液を対象としたそのような光散乱データの解析ならびに得られた結果を述べる。
16:00〜17:00
「動的光散乱による分布解析」
講師: 岡部 哲士 、柴山 充弘 先生(東京大学 物性研究所)

動的光散乱からは分散系の分散粒子の大きさのほか、それらの分布についての情報も得られるが、実験から得られる分布関数に複数個のピークが現れることが少なくない。このような場合の多くは分散質である粒子や高分子鎖が単一分散しているだけでなく、それらの会合体と共存していることに起因する。こうした複分散系に対する動的光散乱法の適用については幾つかの報告があるが、分布解析などに実際に応用された例は少ない。本講演では、あらたな解析法を提案するとともにモデル高分子系との比較をおこない、その妥当性を議論する。
<懇親会 17:15〜18:15 >

参加申し込みは終了させていただきました。

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